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3.92022
モチベが上がらない中学生必見! 中学生が英語を勉強すべき4つの理由
なぜ英語を勉強した方がいいのでしょう?
この質問に適切に答えられる人はあまり多くありません。なぜならば、英語を勉強するメリットは人によって異なるからです。
この記事も、皆さんが抱える「なんで英語を勉強しなきゃいけないんだ」というお悩みに適切に回答できているかは分かりません。しかし、よく学校の先生や偉い人が言うメリットとはちょっと異なる身近なお話として、私個人が英語を勉強してこんな良いことがあった、という体験談を通して、英語学習の意義についてお話していきたいと思います。
この記事を読んで欲しい人
- 英語を勉強する理由が分からない、やる気が出ない中学生
- お子様の英語学習のモチベーションを高めたい保護者の方
たとえば、東京都は『東京グローバル人材育成計画 ’20(Tokyo Global STAGE ’20)」の策定について』において、次のように定めています。
育成すべき人材
●社会や世界の動きを見通し、自ら人生をたくましく切り拓く人材を育成
●日本の未来を担い、東京の発展を支え、リードする人材を輩出
三つの柱「東京都教育ビジョン」
「使える英語力」の育成
豊かな国際感覚の醸成
日本人としての誇りと自覚の涵養
「東京グローバル人材育成計画 ’20」を策定
しかし、このような理念を聞いて、「そうか分かった、頑張って勉強しよう!」となる中学生はそう多くないと思います。それは、実際に英語を勉強して何が得られるのか、そのイメージがつかみづらいからです(東京都の理念自体は良いものだと思います)。 そこで、卑近な例にはなりますが、私の個人の体験を通して、比較的イメージしやすい、「英語を学んでよかったこと」をいくつかお話しします。
英語を学んでよかったこと①~娯楽作品をより楽しめる!
エレメンタルって何? シャイニングって何? フレイムって何? ウイングって何?etcetc… 最近だとオンラインゲームやアプリゲームに夢中になる学生が多いのではないかと思いますが、そうしたゲームにはカタカナ英語がよく出てきます(英語じゃない言語もよく見かけますが)。それらの意味を知らないでプレイしても面白いことには面白いですが、意味をわかった上で楽しむと、より一層面白くなります。それは、登場するキャラクターや物語の世界観の設定がどういう特性をもっているのか、言葉できちんと理解できるようになるからです。
これは何もゲームに限ったことではありません。小説、マンガ、映画、アニメ、音楽……自分が楽しいと思ってハマっている作品についてより深く理解できるようになること、これが楽しくないわけがないですよね。そのために、英語をある程度理解する、というのは結構重要だったりします。
英語を学んでよかったこと②~友達が増える!
オンラインゲームにはチャット機能がついていることがありますよね。ブロックで何でも作ってしまうあのゲームとか、島の中で生き残りをかけて争うあのゲームとか、恐竜を飼い慣らすあのゲームとか。また、チャット機能がついていなくても、discordなんかを使ってゲームしながらおしゃべりするなんて話はもう普通になってきています。ああいった全世界で配信されているゲームは、世界中にプレイヤーがいるわけですが、外国のプレイヤーとやりとりをするときには、日本語で、というわけにはいきません。だいたい英語でのやりとりになります(非英語圏のプレイヤー相手でも)。
大学生時代の話ですが、とあるゲームをきっかけに外国人の友だちができたことがあります。そのゲームのリアルイベントがあったときには顔を合わせたこともあって、社会人になってからも細々とですがやりとりは続いています。もし私が英語をうまく使えずにいたら、彼とは友人になることはなかったでしょう。
※余談ですが、英語を上手に話せるようになる一番のコツは、外国人の彼氏彼女を作ることだ、なんて話をよく聞きます。私の体験談もそれに通ずるものはあります。
英語を学んでよかったこと③~道案内ができる!(日常生活に役立つ)
いやいや、英語の教科書の中の世界じゃあるまいし、日本で生活していて外国人に道をきかれることなんてそんなにあるか、と皆さんお思いかもしれません。私も昔はそう思っていました。ところが、私は現在日本で生活しながら、2ヶ月に1回のペースで外国人に道をきかれます。つい先日も、西武バスの「けやき通り」のバス停前で外国人の初老の男性に市役所までの道をきかれました。道をききやすい顔をしているのかも知れません。どんな顔だか知りませんが。
さて、ここで重要なのが、きかれた場所です。観光地や空港のような外国人がたくさんいてもおかしくない場所で訊かれるならわかりますが、清瀬市の、けやき通りの、バス停前できかれているのです。つまり、日本の生活の中で外国人に道をきかれる、英語の教科書の中の物語が現実のものになりつつあるのです。この記事をお読みの皆さんも、いつかそういう日が来るかもしれません。そのときにきちっと対応できると、やっぱりカッコいいですし、お互いに気持ちがいいですよね。
英語を学んでよかったこと④~仕事で使える!
……そういう真面目な話を最初にしなよ、とお思いの方もいるでしょうが、すみません、そうですよね。
私はベストに勤め始める前には別の会社に勤めていました。その会社はバリバリに英語を使う会社で、朝出勤すれば海外から英文メールが届いているし、夕方には東京と時差9時間のヨーロッパとの電話会議があるし、夜や早朝にはアメリカ東海岸、西海岸との電話会議があるわけです。外国の取引先の人が出張で日本に来れば付き添ってお客さんのところまで案内しますし、用事があればこちらから外国に出張に行くことだってあります。そのとき使うのは全部英語です。
そういう仕事に就かなきゃいいじゃん、と思うかも知れませんが、逆に考えれば、英語ができればそういう仕事も自分の仕事として選択肢に入る、という話になります。また、海外と取引を行うわけではない会社でも、英語ができた方がいい、英語ができないといけない仕事というのは結構あります(たとえば、プログラマーの方は、日常的に英語に触れています。なぜなら、プログラミング言語が英語をベースにしているからです)。このように、英語が仕事に活きる場面というのはかなり多く存在しています。
おわりに
さて、長々と書いてきましたが、私が実体験として、英語を学んでよかった、と思ったことは大雑把に言えばこんなところです。もちろん、ここに書いた以外にも、英語を学んでおくといいことというのはたくさんあります。少しでも「英語やっとくと得がありそうだぞ」と思っていただけると記事を書いた甲斐があります。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ他の記事も読んでいってくださるとうれしいです。