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都立高校の入試制度と学校成績について

清瀬市の小中学校は本日または明日が修了式となります。今年一年の集大成でもある通知表の結果も、3学期ともなると来年に向けてどうすべきか考えさせられる大きな材料になることでしょう。特に中学2年生ともなると、いよいよ受験学年ということもあり、行きたい学校を決めるためにも必要な条件の一つとして気になるところだと思います。入試本番で点数をとれば自分の行きたい高校に入れる、と思っていたら大間違いです。都立高校入試では当日点だけでは受からない仕組みになっているのです。そこで今回は都立高校の入試制度と学校成績について少しお話します。

都立高校入試のしくみ

都立高校一般入試の合否は、中学3年2学期の学校成績(内申点と呼ばれる)と当日の学力検査の得点との合計で決まります。学校成績は主要5教科の通知表の点数の合計+実技4教科の通知表の点数×2の合計点を300点満点で表したものが内申点となります(自分の合計点÷65点満点×300)。これが入試当日の持ち点となります。当日の学力検査の得点を700点満点で計算(当日点÷500×700)して合計したものが総合得点で、この2つの合計点数で合否が決まります。つまり、中学3年2学期の学校の成績も都立高校入試の合否の3割を占めているということなのです。

都立高校に合格するためには

都立高校に合格するためには当日テストで点数を取ることはもちろん、日ごろから学校成績をあげるように意識していくことがとても重要です。中学3年の2学期に頑張ればいいんでしょ?という人がいますが、今までできなかったことがいきなりできるようになるでしょうか?また、評価するのはあくまでも人です。ある日突然頑張ったからといって、今までの印象は果たして劇的に変化するでしょうか?少し考えてみればわかると思いますが、中学3年の2学期の成績が高校入試に使われることがわかっていれば、2学期はみんな頑張るのが当たり前、みんなが頑張る中で、同じように頑張っても順位は変わりませんよね。ですから、実は内申点を上げたければ、3年1学期の成績で頑張るべき、ということになるのです。

ベスト自修館の春期講習

ベスト自修館2022年度春期講習
ベスト自修館2022年度春期講習

ベスト自修館では来週から春期講習が始まります。特に中学3年生は前述のとおり、1学期の内申点を最大限に上げるべく、先取り学習を行います。受験生の進度はほかの学年に比べて1.3倍速くらいの早さで進み、入試直前の最終盤の入試対策をしっかり行えるようにしていきます。中3だからそろそろ塾を考えている、という方はこの春からがおすすめです。

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