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中学生が定期テストの復習をするべき3つの理由とその方法

清瀬市の中学生の皆さん、新学年最初の中間テスト、お疲れさまでした!

清瀬中学校の皆さんは今日までが試験期間でした。

清瀬第二中学校、清瀬第三中学校、清瀬第四中学校、清瀬第五中学校の皆さんは先週まででしたので、そろそろ結果も返却され終わったかもしれませんね。

さて、テストが返却されたら、やるべきことは1つ。「復習」です。

「テスト終わったのにまた勉強!?」

「部活に打ち込んだり、友達と遊んだりしたい!」

という声が聞こえてきそうですが、ここで復習をしておくことはとても大切です。

本記事では、定期テストの復習をしておくべき理由と、その方法について解説していきたいと思います。

この記事を読んで欲しい人

  • 清瀬市の中学生の皆さん、及びその保護者の方
  • 定期テストが終わって安心している中学生の皆さん、及びその保護者の方

中学生が定期テストの復習をするべき理由

理由① 定期テストは重要知識の宝庫

学校の先生が、皆さんが一定期間にした学習の習熟度を測るために作ったテストが定期テストです。ということは、定期テストには、その一定期間の間に学習した内容で、かつ重要な内容がたくさん詰め込まれているということになります。当然、高校入試でもよく出題される知識やテーマも出題されています。定期テストを復習することで、その対象期間に学習した内容のエッセンスを効率的に振り返ることができるわけです。

※ときどき、定期テストのつくりがあまり上手でない場合というのもあります。例えば今回の清瀬市内の中学校の中間テストで、○○中学校の何年生の××の科目が学年平均30点台だった、などという話を複数耳にしています。そうしたテストに関しては、復習をする利益は薄いかも知れません。

理由② 身についた学習習慣を錆びつかせない

2つ目の理由は、せっかく身についた学習習慣を錆びつかせないようにするためです。

皆さんは今回の定期テストのために、自分で学習計画を立てて毎日勉強してきたことと思います(してこなかったよ、という人は、次のテストではしてくださいね)。

そして、やってみて分かったと思いますが、テスト勉強というのは一夜漬けでは通用しないものです。ということは、次回のテスト、そのまた次回のテスト……ひいては入試まで、可能な限り毎日勉強する習慣を維持した方が良いと言うことになります。

皆さんは今、テスト勉強で毎日勉強する習慣が身についたわけですから、日々の時間は減らしても構いませんので、毎日勉強する習慣は維持してみるとよいのではないでしょうか。

理由③ PDCAサイクルの”C”と”A”

皆さんは「PDCAサイクル」という言葉を聞いたことがありますか。PDCAとは、何かを実行したり、改善したりする際に、

・Plan 計画を立てる

・Do それを実行する

・Check 結果を確認する

・Action 改善点を行動に移す

の4つのステップを1つのサイクルとして、それを繰り返すことで目標を達成することを言います。

さて、皆さんは今回の定期テストのために勉強するにあたって、学習計画を立てましたか。恐らく、中学校で立てなさいと指導されている人が多いのではないでしょうか。ベスト自修館の集団指導の塾生の皆さんには、ベストシートをお渡しして学習計画を立ててもらいましたね。これが、PDCAのPに当たります。そして、実際にその計画に沿って勉強して試験を受けました。これがDです。

したがって、次に皆さんがすべきは、自分の立てた学習計画と勉強方法が正しく有効なものであったのかを確認すること(C)、そして、それを次回の定期テスト対策に活かすこと(A)です。そのためには、自分の勉強法に何が足りなかったのかを振り返る(=復習する)という手間をかけることが必要です。そうすることで、皆さんの学習の成果や学習能力はより良いものへと改善されていきます。

定期テストの復習をする具体的な方法

さて、ここまでで、定期テストの復習をする大切さについて説明してきました。

「なるほど、復習の大切さはわかった。」

「でも、具体的に復習って何するの? テスト範囲全部もう一回やらなきゃいけないの?」

もちろん、そんなことはありません。復習もなるべく時間をかけずに効率的にやっていきましょう。

時期: 返却直後

まず、復習を行うタイミングですが、これは、答案が返却された直後に行ってください。返却直後であればまだテスト範囲の記憶はそれほど忘れられきってはいないでしょうし、返却後でなければ自分の弱点が分析できません。

方法

まずは間違えた問題について、教科書の解説やノートなどを読み返して、自分で正しい答えに直してみましょう。

次に、自分が間違えた問題について分析をしましょう。その問題が知識があれば解けるタイプの問題(暗記問題)だったのか、問題の解法が分かってないと解けないタイプの問題だったのかを見極めます。それによって、解答を暗記すれば済むのか、それとも解法や背景知識まで復習の手を伸ばすのか判断することができますね。

そうして復習を進めたら、最後に勉強方法の見直しをしましょう。自分がミスした問題をリストアップしてみると、間違いの傾向が見えてくることがあります。例えば、暗記科目が苦手である、とか、計算問題の計算ミスが多い、といった具合にです。そうした多いミスの傾向に応じて、次回の定期テスト対策勉強では、暗記に割く時間・労力を増やしてみたり、計算問題の演習量を増やしてみたりといった勉強方法の改善をすることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事では、定期テスト後の復習の必要性と、その具体的な方法についてご説明してきました。定期テストが終わるとどうしても解放感から勉強する気にはならないものですが、1日に数十分、テストがその日に返却された科目だけでも良いですので、復習をしてみると、次回の定期テストやその先の高校入試に良い影響があります。ぜひ実践してみて頂けたらと思います。

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