ブログ
5.232022
中学生・高校生が自習室を活用すべき5つのメリット
いざ「勉強しよう」と思い立ったとき、皆さんはいつもどこで勉強していますか。
自分の部屋、おうちのリビング、学校の教室、図書館・図書室、マ〇ドナルド、カラオケ、ファミレス等々……選択肢はたくさんあります。孟母三遷という言葉があるように、「どこで勉強するのか」を決めるのは、実は皆さんが思っている以上に大切な選択です。
さて、勉強場所の選択肢の中の一つに、「自習室」というものがあります。中学生、高校生の皆さん、自習室を活用していますか。塾に通っている人なら必ずと言っていいほど自習室が完備されていますし、最近では中学校・高校でも自習室のある学校がちらほら見受けられますね。
実は自習室には、自分で学習を進める上で、他にはないメリットがたくさんあります。
この記事では、中学生・高校生の皆さんが自習室を活用するメリットをお伝えしていこうと思います。
この記事を読んで欲しい人
- 自習をする場所や環境に悩んでいる中学生・高校生
- 子どもが中々家で勉強してくれないとお悩みの保護者の方
自習室を活用するメリット
メリット① 集中を遮る”誘惑”がない
自習室には、集中を遮る”誘惑”がありません。
自分の部屋やおうちのリビングで勉強をしていると、どうしても気になるものが出てきます。手元のスマホ、マンガ、ゲーム機、テレビ、お菓子……それらの物にすぐに手を伸ばせる環境というのは、勉強に集中しきれない環境であるといえるでしょう。人間は意思が弱く、楽な方にすぐに流されがちな生き物です。本当に集中したいのであれば、そもそもそうした”誘惑”の存在しない環境に身を置くことがいちばんの解決方法です。
メリット② 気になる騒音が少なく、集中しやすい
人間は、全く無音の状態よりは、ある程度の雑音があった方が集中できると言われています。そうは言っても、雑音だらけの場所では集中は出来ないのが一般的です。
自習室は、学校のものであれ、塾のものであれ、ある程度は静かな環境として整備されていますので、物音の観点から言っても、勉強に集中しやすい環境であると言えるでしょう。
メリット③ 周りにも頑張っている人がいるから、自分も頑張れる
皆さんは、「ピア効果」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。ピア効果とは、意識や能力の高い集団の中に身を置くことで、切磋琢磨しお互いを高め合う効果のことを言います。皆さんも、足の速い友達と一緒に走り込みをしていたら記録が伸びた、とか、頭のいい友達とテスト勉強して成績を上げた、みたいな経験があるかもしれませんが、それがまさにピア効果です。
さて、自習室に来ている人たちというのは、目的や学校・学年等は違えど、自分から進んで勉強しようという意思のある、意識の高い人たちです。そうした人たちと同じ環境に身を置くことによって、程よい緊張感が生まれ、自分の学習意欲が刺激されるといったメリットが、自習室にはあります。
メリット④ 夜遅くまで勉強できる
例えば市立図書館は、清瀬市の場合は各館で多少の前後はあるものの、17:00~20:00には閉館になってしまいます。あるいは、ファストフード店やファミリーレストランなどはそもそも勉強をするための施設ではありませんので、長時間居座って勉強するとお店や他のお客さんの迷惑になってしまうこともあります。誰かに迷惑をかけることなく夜22:00頃まで勉強できる、というのは、塾に完備されている自習室のメリットであると言えるでしょう(学校の校舎にある自習室についてはこの限りではありませんが……)。
メリット⑤ 疑問点をすぐに解消できる
多くの塾の自習室は、受付に行けば先生やチューターがいて、疑問に思った点はいつでも解消できるようになっています。中学校や高校の自習室についても、チューターが配置されている自習室というのもちらほらとあるようです。自宅や図書館、ファミレスなどで勉強しているとこうはいきませんので、この点は自習室を利用する大きなメリットと言えるでしょう。
ちなみに、ベスト自修館 清瀬校でも、自習室には常に講師を1名以上配置して、いつでも質問ができる体制を整えています。
まとめ
いかがだったでしょうか。本記事では、自習室を使って勉強することのメリットをご説明してきました。メリットの1つ1つは、自習室でなくても備えている場所はありますが、これら5つのすべてのメリットを備えている場所というのはそう多くはありません。こと学習の点からは、自習室は最適な場所といってよいと思います。
ただ、勉強の環境には向き不向きがあります。「自分は自習室よりもこっちの方が集中できる」という場所があるのであれば、別に自習室にこだわる必要はありません。ただ、今勉強をしている場所に不満がある、とか、集中して勉強できる場所を探している、といった人は、まず自習室を活用することを検討してみてください。