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続報:スピーキングテスト(ESAT-J)について

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東京都教育委員会より、令和5年度の都立高校入試(2022年の中学3年生が受験する入試)にて実施されるスピーキングテスト(ESAT-J)について追加の発表がありました。本投稿では追加の発表内容のポイントについてお知らせします。

追加発表のポイントは?

今回の発表のポイントは「不受験者の扱いについて」です。不受験者と不受験者の得点については次項のように定義されました。以下は東京都教育委員会HPからの引用です。

5 不受験者の扱いについて

ESAT-J不受験者については、都立高等学校入学者選抜において不利にならないように取り扱う。

(1) 不受験者とは、次のア又はイに該当する者とする。

  • ア 東京都の公立中学校等に在籍する者のうち、ESAT-J実施日(予備日を含む。)に、インフルエンザ等に罹患した者、学校保健安全法第19条により中学校長が出席停止の措置を行った者及び受験者本人の責めによらず、やむを得ない理由(病気で入院、交通事故により負傷等)により受験することができなかった者
  • イ ESAT-J実施日時点で、東京都の公立中学校等に在籍していないため、ESAT-Jを受験していない者(私立中学校在籍者、他県中学校在籍者 等)

(2) 不受験者については、「仮のESAT-J結果」を次のとおり算出する。

  •  英語学力検査の得点で順位を決め、不受験者と英語学力検査の得点が同じ者のESAT-J結果を「3 評価の点数化について」に基づいてそれぞれ点数化し、その平均値により、不受験者の「仮のESAT-J結果」を求める。
  •  その際、平均値が18点以上はA、14点以上18点未満はB、10点以上14点未満はC、6点以上10点未満はD、2点以上6点未満はE、2点未満はFとする。
表

左の表では、英語の学力検査の得点が同じ者のESAT-J結果はAが3名、Bが5名、Cが2名であり、平均値は16.4点となるため、不受験者の「仮のESAT-J結果」はBになる。

引用:東京都教育委員会HPより

不受験者の定義について

今回のポイントは「やむを得ない理由(病気で入院、交通事故により負傷等)」の部分の表現にあります。こちらからは意図的に受験しないことは認めないという東京都教育委員会の姿勢がうかがえます。今回の発表を踏まえると、公立中学校に所属する都立高校受験生はスピーキングテストの対策を避けることはできない状況になったということが言えるでしょう。

当塾ではスピーキングテスト(ESAT-J)に対して年度初頭より対策を実施しています。当塾の対策については、ブログ:スピーキングテスト(ESAT-J)の概要とベスト自修館 清瀬校のESAT-J対策 よりご覧ください。

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