令和4年度都立高校入試平均点

こんにちは！塾長の佐々木です。令和4年度都立高校入試の平均点が発表されました。4年分の平均点と令和5年度の入試に向けてどのように勉強していくべきかをまとめました。元データは東京都教育委員会HPの情報を引用しています。

国語 68.8点

R3年度72.5点 R2年度81.1点Ｈ31年度71.0点

予想に近い平均点でした。問題形式が変わらない限り今年度も平均点は65点を超えるのではないかと考えています。漢字は全問正解できるようにするように演習すること。選択問題は回答の根拠を考えながら消去法で考えていくことをお勧めします。自校作成校受験者が共通問題を使って演習するときは、選択問題を常に全問正解できるようになるまで選択問題の解き方を磨き上げる必要があります。

数学 59.0点

R3年度53.3点 R2年度61.1点Ｈ31年度62.3点

数学も予想に近い平均点でした。大問3問3が正解率14.4％、大問4問2②が正解率2.3％、大問5問2が正解率1.2％と低くなっています。武蔵野北、小金井北などの共通問題の最上位校を目指す受験生は上記3問以外を確実に正解できるように演習すると良いですね。自校作成校を目指す受験生が演習に利用するときはぜひチャレンジしてみてください。

英語 61.1点

R3年度54.1点 R2年度54.7点Ｈ31年度54.4点

当塾の自己採点の時の予想より平均点が高く出ています。英作文が予想よりも高得点に採点されているものと思われます。共通問題最上位校を目指す受験生は、英作文以外の88点満点で80点以上を目標に演習していきましょう。

社会 49.2点

R3年度54.6点 R2年度57.0点Ｈ31年度52.7点

自己採点の時から低くなるとは考えていましたが、昨年比-5.4点でした。私が当塾で働き始めてから一番低い平均点ですが、どうやら過去最低点のようです。大問2と大問3の地理分野の正解率が低くなっていますが、塾生でも中1・中2からの理社受講者は高得点をとれていますから、コロナウイルス対応の休校期間の影響が出たのではないかと思います。令和5年度入試の社会は易化すると考えられますが、自校作成校受験者は今年の問題でも90点以上取れるように取り組みましょう。

理科 61.4点

R3年度47.8点 R2年度53.4点Ｈ31年度67.1点

予想よりも平均点が低くなりました。当塾での入試予想が的中しすぎてしまったために見誤ったようです。ただ、選択式の完答問題や記述問題が一問も無かったことを考えると平均点は思ったよりも上がらなかったのかな、と感じています。自校作成校受験生は90点以上取って当然という問題ですので、まずは今年度の問題で練習してみて下さい。