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10.202022
令和5年度 都立高校入試 クラス増減まとめ
塾長の佐々木です。本日、東京都教育委員会より令和5年度都立高校入試の定員が発表されましたので、清瀬市近隣の学校を中心にポイントをお伝えします。
今回のポイント
- 都立高校合計の定員は640人の増加
- クラス増になる学校は?
- クラス減になる学校は?
都立高校の定員
今年度の都立高校の定員は640人の増加となりました。
都立高校の定員は都内公立中学校の卒業予定者数、公私連絡協議会で決まる計画進学率、都立高校と私立高校の按分比率で決まります。令和5年度の公立中学校卒業予定者数は77,687人で令和4年度の76,490人から1,197人増加しています。計画進学率は94.0%、按分比は都立高校59.6:私立高校40.4で令和4年度入試と変更ありません。
近年増加しているのは国立・他県高校・高等専門学校への進学者です。コロナ以後、他県の通信制高校や他県公立高校への留学制度を利用して進学する都内の中学生が増えており、2年連続で100名の増加見込みとなっています。
クラス増の学校は20校
清瀬市から通学しやすい学校では、井草、石神井、清瀬がクラス増となっています。
井草、石神井は男女別定員制の緩和の割合が10%から20%になる影響から、男子の合格ラインが上がることが予想されていました。今回のクラス増で男子の難化は緩和されるでしょう。ただし、もともと高倍率の学校ですから、男女とも応募倍率で1.5倍を超えるものと思われます。
清瀬高校は2年連続のクラス増ですので、正直驚いています。令和2年度入試で初めて定員割れになった状況から、人気が上がっている状況だと思われます。
クラス増になっている学校の一覧は以下の通りです。
- 三田高等学校
- 向丘高等学校
- 日本橋高等学校
- 本所高等学校
- 東高等学校
- 駒場高等学校
- 松原高等学校
- 豊島高等学校
- 竹台高等学校
- 板橋高等学校
- 井草高等学校
- 石神井高等学校
- 淵江高等学校
- 江戸川高等学校
- 紅葉川高等学校
- 富士森高等学校
- 松が谷高等学校
- 神代高等学校
- 日野高等学校
- 清瀬高等学校
クラス減の学校は2校
クラス減の学校は竹早高校と広尾高校の2校です。いずれも昨年度クラス増でしたので、教室数の関係での調整だと思われます。どちらの学校も倍率が2倍近くなることがある人気校ですので、ボーダーライン付近の受験生は注意が必要です。