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1.72023
2023年度(令和5年度)都立高校入試倍率(志望予定調査・校長会調査編)
※本ページは令和5年度入試についての情報です。令和6年度入試の同内容記事はこちらから。
東京都教育委員会より、都立高校志望予定調査の結果が発表されました。この調査は俗に「校長会調査」と呼ばれているもので、都内中学校の中学3年生が12月に行った三者面談の志望予定をまとめたものです。あくまでも12月時点の志望予定ですから、倍率は今後変動しますので注意してください。
今回は清瀬市からの受験生がいると思われる学校の2023年度(令和5年度)の受験動向についてお伝えします。
注記:本ページは1月発表の校長会調査のものです。令和5年度一般入試の最終応募倍率はこちらからご確認ください。
進学指導重点校と進学重視型単位制高校
- 戸山:男子 1.76(1.96)
- 戸山:女子 1.72(1.85)
- 青山:男子 1.66(2.03)
- 青山:女子 1.94(2.14)
- 立川:男子 1.64(1.87)
- 立川:女子 1.76(1.74)
- 国立:男子 1.36(1.64)
- 国立:女子 1.52(1.57)
- 新宿:共通 1.96(1.93)
- 国分寺:共通 1.53(1.54)
最も高倍率なのは新宿高校でした。二年連続で約2倍の高倍率になっています。国立・戸山・青山・国分寺などは人気が落ち着いてきています。上位私立大学附属高校の人気上昇から考えると、私立高校授業料に対する助成金の拡大が影響しているものと思われます。
立川高校は創造理数科との併願が可能なため、実質の倍率はもっと高くなってしまうことに注意してください。(創造理数科との併願に関する立川高校の説明会記事はこちら)
旧第9学区(清瀬市・東久留米市・東村山市・小平市・西東京市・国分寺市・小金井市・武蔵野市)
- 武蔵野北:男子 1.52(1.19)
- 武蔵野北:女子 1.52(1.46)
- 小金井北:男子 1.08(1.23)
- 小金井北:女子 1.29(1.55)
- 清瀬:男子 0.76(1.18)
- 清瀬:女子 0.88(1.12)
- 小平:男子 0.91(1.38)
- 小平:女子 1.45(1.81)
- 小平南:男子 1.52(1.44)
- 小平南:女子 1.33(1.82)
- 保谷:男子 1.51(1.31)
- 保谷:女子 1.07(1.20)
- 田無:男子 1.29(1.13)
- 田無:女子 1.09(1.14)
- 久留米西:男子 1.33(0.98)
- 久留米西:女子 1.03(0.80)
- 小平西:男子 1.03(0.84)
- 小平西:女子 0.98(1.09)
- 東村山西:男子 0.64(0.84)
- 東村山西:女子 0.94(0.53)
- 東村山:男子 1.39(1.18)
- 東村山:女子 1.45(1.14)
- 東久留米総合:共通 0.97(0.98)
武蔵野北が高倍率、小金井北が低倍率と対照的な状況です。武蔵野北から小金井北への移動があると思われますが、それでも小金井北は例年より合格しやすい入試になると思われます。
清瀬、小平は男女とも大幅ダウンです。こちらも私立高校無償化の影響が大きそうです。清瀬は2年連続のクラス増の影響もあり、男子は定員割れもあり得そうです。一方で男子は小平南と保谷の倍率が高くなっていますから小平南・保谷→清瀬・小平にチャレンジ受験の移動があるかもしれません。
田無・東久留米総合は平年並みの入試になりそうです。久留米西・小平西・東村山西は3校の間で低倍率の学校への移動が例年見られます。低倍率であることに油断せず勉強をつづけることをおすすめします。今年は東村山→東村山西への移動も見られるでしょう。
旧第3学区(練馬区・中野区・杉並区)
- 井草:男子 1.07(1.57)
- 井草:女子 1.52(2.08)
- 石神井:男子 2.06(1.64)
- 石神井:女子 1.92(1.97)
- 武蔵丘:男子 1.35(0.96)
- 武蔵丘:女子 1.58(1.26)
- 鷺宮:男子 1.92(1.70)
- 鷺宮:女子 2.55(2.30)
- 練馬:男子 1.08(0.77)
- 練馬:女子 1.12(1.03)
- 光丘:男子 0.80(0.83)
- 光丘:女子 0.49(0.62)
- 田柄:男子 0.54(0.43)
- 田柄:女子 0.53(0.62)
井草高校はクラス増の影響以上のダウンが見られます。石神井が男女とも人気を集めていますので、石神井→井草・小平・清瀬への移動がありそうです。
武蔵丘は近年清瀬市からも人気が高まっている印象で倍率が高くなっています。例年移動が見られる保谷も高倍率ですので、昨年度よりも難しい入試になりそうです。
鷺宮は女子の高い人気が続いていましたが、男子も二年連続で高倍率となっています。立地的に変更先が少ない学校ですので、今年も激戦が予想されます。
練馬・光丘・田柄の3校は平年並みの入試でしょう。光丘と田柄は全入になると思われます。