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1.222024
令和6年度(2024年度)都立高校入試倍率解説(推薦入試編)
こんにちは、ベスト自修館清瀬校塾長の佐々木です。都立高校推薦入試直前ですので、推薦入試の小論文と作文の添削や面接練習をしています。
さて、東京都教育委員会より、都立高校推薦入試の応募倍率が発表されました。募集人員9464人に対しての応募者数は23480人で応募倍率は2.48倍でした。過去最低倍率だった令和5年度と比べ0.01ポイントのアップです。
今回は清瀬市からの受験生がいると思われる学校のまとめと注目校についてお伝えします。都教委の発表資料は下記リンクよりご確認ください。
推薦入試は出願先変更ができないので、自分が出願した学校の倍率を確認したら勉強に戻ることをお勧めします。合格可能性を高める行動をとっていくことが大切です。
注記:本ページは令和6年度推薦入試の倍率についての解説です。一般入試の最終応募倍率についての解説はこちらからご覧いただけます。
凡例
学校名→今年の倍率→男子の昨年倍率(男子の一昨年の倍率)→女子の昨年倍率(女子の一昨年の倍率)の順番です。新宿、国分寺等の昨年度以前からの共通定員校は、学校名→今年の倍率→昨年の倍率→(一昨年の倍率)の順番です。
進学指導重点校と進学重視型単位制高校
- 戸山:3.34 昨年男子2.94(4.03)昨年女子4.50(5.23)
- 青山:3.79 昨年男子3.10(5.93)昨年女子4.62(9.62)
- 立川:2.95 昨年男子2.96(2.61)昨年女子4.08(4.12)
- 国立:3.55 昨年男子2.85(3.37)昨年女子3.83(4.13)
- 新宿:7.66 昨年5.91(6.53)
- 国分寺:2.25 昨年2.94(2.50)
最も高倍率なのは新宿高校でした。7.66倍の大激戦になっていますから、新宿高校志望の受験生は推薦入試終了後、一般入試に向けて気持ちをすぐに切り替えると良いでしょう。今年は男女共通定員制初年度のため単純比較は難しいですが、昨年3.5倍を超えていた学校はダウン傾向が見られます。
第9学区(清瀬市・東久留米市・東村山市・小平市・西東京市・国分寺市・小金井市・武蔵野市)
- 武蔵野北:2.04 昨年男子1.92(1.17)昨年女子3.00(2.95)
- 小金井北:2.63 昨年男子1.54(1.88)昨年女子1.82(2.86)
- 清瀬:2.43 昨年男子1.58(2.61)昨年女子1.73(2.31)
- 小平:2.00 昨年男子1.00(1.44)昨年女子2.33(2.89)
- 小平南:3.25 昨年男子2.17(2.96)昨年女子2.38(3.31)
- 保谷:3.16 昨年男子3.91(2.61)昨年女子2.67(3.07)
- 田無:3.13 昨年男子2.12(2.81)昨年女子2.43(2.63)
- 久留米西:2.15 昨年男子3.08(1.75)昨年女子3.32(1.86)
- 小平西:3.64 昨年男子3.72(2.10)昨年女子2.35(3.12)
- 東村山西:1.63 昨年男子1.33(1.75)昨年女子2.32(1.68)
- 東村山:3.35 昨年男子1.33(1.75)昨年女子 4.00(3.18)
- 東久留米総合:1.92 昨年2.07(2.43)
単純比較はできませんが、学区全体として倍率上昇傾向です。昨年高倍率だった武蔵野北、久留米西、東村山は倍率を下げています。保谷は高倍率を維持していて、安定した人気になっています。
旧第9学区の特徴として、倍率が低くなっている学校に翌年人気が集中する傾向が見られます。「倍率が低いから」という理由だけで学校選びをしてしまうと倍率がわかった時に慌ててしまうケースがありますので、これから高校受験を迎える方は気をつけてほしいと思います。
第3学区(練馬区・中野区・杉並区)
- 井草:2.61 昨年男子1.76(3.07)昨年女子3.20(3.27)
- 石神井:3.27 昨年男子3.61(3.14)昨年女子3.43(3.69)
- 武蔵丘:3.50 昨年男子2.85(2.21)昨年女子3.37(2.47)
- 鷺宮:3.27 昨年男子4.86(4.46)昨年女子6.42(5.65)
- 練馬:2.96 昨年男子2.17(1.54)昨年女子3.86(3.82)
- 光丘:2.04 昨年男子2.08(2.75)昨年女子1.27(2.05)
- 田柄:0.69 昨年男子0.33(0.78)昨年女子1.13(1.81)
昨年の鷺宮は男女の定員を単純に合計して計算すると5倍台の高倍率でしたが、一気に低下しました。清瀬市からは通いにくいので掲載していませんが、杉並高校に移動したものと思われます。鷺宮→杉並以外は大きな倍率変動は見られません。女子人気が高めの井草、石神井、武蔵丘、鷺宮などは推薦入試の合格者に女子が多くなると思われます。男子の受験生は推薦入試が終わる1月27日から一般入試に向けて頑張っていくとよいでしょう。